渡部園長の日記

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琵琶の優しい色

 汽車ぽっぽ保育園の園庭の大きな琵琶の木の実が、色づき始めました。

たくさん生っています

昭和の最後の年、63年の卒園生が、記念樹として植えてくれたものです。

平成が31年、令和の3年を足すと、かれこれ34年もの間、甘くて大きい実をつけてくれていました。

3歳児卒園式の記念樹を園庭に植えてくれた幼子たちは、もう37歳くらいになっているはずです。

この季節、琵琶が色づき始めると、その年に汽車ぽっぽ保育園を卒園した子どもたちのお顔が、一人ひとり浮かんできます。

今年は早く色づきました

もうすでに重要なお仕事について、活躍しているという報告を、風の便りが運んできてくれます。

ビワは、バラ科ビワ属に属する常緑高木植物です。
秋から冬にかけて5枚の花弁を持った白い花を咲かせた後、実をつけます。薄い毛に覆われた小ぶりの果実に比べ、非常に大きな葉を持ちます。初夏に旬を迎えるビワは、季節感を感じられる果物として広く親しまれています。また、ビワの葉は古くから漢方や中国伝統医学で用いられていたことが知られています。

日本名のビワ(枇杷)は、葉の形が楽器の「琵琶」の形に似ていることが名前の由来であるといわれています。ビワには、体内でビタミンAに変化し強い抗酸化作用を持つβ-カロテンが多く含まれています。 また、ビタミンAは皮膚、のど、鼻、肺などの粘膜を正常に保つ働きがあるため、感染症予防や免疫力アップにも役立ちます。

           

美味しそうに色づいた琵琶は、現職員と共に、週明けにはいただくことにしましょう・・・。