用を足した帰り道、やんわりとした甘い匂いにつられて、ふと上を見上げると、「蝋梅」が青空を押し上げるように咲いていました。
深夜は零度という気温で、寒い、寒いと思っている私たちに、やさしく寄り添ってくれるようなよい香りをいっぱいに咲かせて、春を告げてくれていたのですね。
まだまだ寒いけど、春がもうすぐやってくることを教えてくれる蝋梅。
よい香りに心ときめきながら、花やたくさんの植物が芽吹く季節を待つことにしましょう。
あらら、うさぎ野原の保育園の通路にも、小さな春がありました。
ボケの花です。名に似て、写真のピントが少しボケたでしょうか(笑)・・・。
ボケ(木瓜)は、一般的には中国原産が多く、樹高は1〜2mで、春に赤や白の花を咲かせる花木で、平安時代の頃から日本人に親しまれているそうです。
うさぎ野原の保育園の生垣には、まだ実はなっていませんが、年数がたつと、こんな実がなるそうです。
冬が終わりを告げると、保育園は新しいお友だちを迎え入れる準備で、賑やかになります。
春に咲くのは、お花たちだけではありません。
新入園児さんたちが、色とりどりの個性の花をさかせてくれます。
毎年毎年、春の訪れは、待ち遠しいものです。