渡部園長の日記

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川にかかる橋

うさぎ野原・うさぎ第2保育園は、第一級河川綾瀬川の土手沿いにあります。

お天気のいい日には、土手さんぽはもちろんですが、時々、綾瀬川にかかる「佐藤橋」を渡って、対岸に行きます。

佐藤橋です。

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東川口と越谷を繋ぐメインの橋なので、多くの人々や車や自転車・オートバイなどが行き来します。

今日は雨模様ですが、お天気のいい日には、県民福祉村公園をウォーキングする人や、マラソン人が途絶えることなく行き来しています。

広々としていてとてもいい公園です

【施設写真】 芝生広場     

うさぎ第2保育園から福祉村は、直線距離で700m程なのですが、ぐるっと遠回りして、佐藤橋を渡っていきます。

この公園に、埼玉県中で一番近い保育園として、うさぎ野原・うさぎ第2保育園は自負しています。

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あるのが当たり前で、便利に使っている橋。

けれどある時、もしこの橋がなかったなら・・・と思ったことがあります。

対岸には行くには、ぐるっと回って行けるところを探すか、泳いで渡るか?

禅問答のようですが、

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1961年に新潮社から発行された、住井すゑさんの「橋のない川」を読んだ時の衝撃を思い出したからでしょうか。

         

「差別」を、まだ知らなかった自分の無知を知った、初めかもしれません。

その後、たくさん、あちらこちらに差別がおこすトラブルや悲しみに、私の心は反応するようになりました。

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住井すゑ

奈良県出身の小説家。

代表作は『橋のない川』で、部落差別について取り組んだ。

橋のない川」は、1969~70年と1992年の2度にわたって映画化されている。