うさぎ野原・うさぎ第2保育園の近くに、戸塚図書館があります。
蔵書が約15万冊、CDが約3,000点のほか、ビデオがあるそうです。
その図書館の所属クラブに「戸塚てんとう虫おはなしの会」があり、毎週土曜日に、幼児・小学生むけのお話会を開いています。
私はこのクラブに40年前に入会し、先輩の図書館司書に「わらべ唄」や「絵本の読み聞かせ」を伝授してもらいました。
今では、戸塚地域のある保育園や、子育て支援センターで、多くの保育士さんたちや職員、ボランティアによって「わらべ唄」は広めれれ、歌われています。
この地にしっかりと根付いた「わらべ唄の文化」は、戸塚図書館を抜きには語れないと思っています。
ありがたいことの1つです。
そして、ありがたいことの2つは、東京子ども図書館です。
東京子ども図書館
(公財)東京子ども図書館は、子どもと本の幸せな出会いを願って活動する私立の図書館です。子どもへのサービスのほか、“子どもと本の世界で働くおとな”のために、出版、人材育成等をしています。図書館法により、公的な補助金を受けられないため、運営はご寄付によって支えられています。
この東京子ども図書館で、たくさんのことを学びました。
これは、32冊も「あるおはなしのろうそく」で、1973年刊行開始以来、語りのテキストとして圧倒的な支持を受け、現在までの総発行部数が181万部のロングセラーです。→詳しくはこちら
おはなしを語る私たちストーリーテラーにとって、この32冊の本がどれだけ役に立ったり、助けてくれたことでしょう・・・。
過日に亡くなられた松岡享子先生の思いと情熱が、強く伝わってくる東京子ども図書館発行の「おはなしのろうそく」です。
さて、ありがたい3つ目は、図書館司書の方たちによるおすすめ本コーナーです。
今日、戸塚図書館に入ると、一番目に付くコーナーに「沖縄返還50周年」がありました。
どこにあるか分からない、今何を借りようか迷う私たちに、さりげなく、提示してくれるおすすめコーナー。
沖縄関係は2冊、手に取り借りてきました。
タイムリーな、そして、探さないであろう未知の本との出会いを叶えてくれるおすすめコーナーは、本当にありがたいです。
もっとありがたいことは、
ありがたい4つ目は、本を借りる時にお金がかからないことです。
芽の飛び出るような高価な本も貸し出してくれます。
図書館は、本当にありがたい公共施設です。
追伸
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」に出会わせてくれたのも、図書館でした。