2022年度中「出生数が80万人割れ」が確実視されていようです。
ベビールーム汽車ぽっぽを創設した1884年(昭和59)年の出生数は149万人でした。
これ以上の少子化を許せば、もはや対策を打っても効果がないという危機的状況に陥る可能性もある。「問題先送り」が許されない中、「異次元の給付による子育て支援」を真剣に検討すべき段階に来ている。
と、
ようやく政府もただ事ではないと、いろいろな打開策を打って出るようです。
マスコミでも「少子化と向き合う」などの番組を組んでいるようです。
昨日、NHKの番組で、
山崎 史郎著 日本経済新聞出版
「人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか」
を取り上げていました。
物語の形式をとった人口減少問題の概説書。これ一冊で日本の人口問題の歴史や現状と課題、その解決策に向けての悩みや葛藤がほぼ網羅されているのではないか。出生率、東京一極集中、移民施策などが検証され、労働政策としての育児休業の限界や子ども保険の提案など興味深い。人口戦略法案を提出する過程での政府や国会での下準備などはリアルをよく敷衍している。
との評がありますが、
番組で取り上げたのが、
①女性の社会進出に伴う、出産、育児、家事の大変さ
②男性の育児参加の少なさ
③男性社会の厳しさ
④育児休業、育児時間の取得の困難さ
⑤勤務時間に影響した保育時間の長さ
などでした。
男性たちが家族と共にゆったりとした時間がもて、
育児しているママを心身ともに支え、
それを政治が後押しをするような社会があれば、
少子化問題が国家の存続に関わるような危機を脱する1つの有力な方法かもしれませんね。