うさぎ第2保育園の「わらべ唄とお誕生会」に行ってきました。
会が始まると一番先に歌うのが「こーこけこっこ よがあけた」です。
始めようとすると、開催者の私の椅子に、男の子が座っています。
一瞬どうしようかと思いました。
でも、この子は0歳児さんから3年も、私のわらべ唄を聴いてよく知っているのです。
「先生の代わりにわらべ唄を歌ってちょうだいね!」と言うと、うん!と頷いて、笑顔で歌い始めました。
この園児は、通常は駆けずり回って、なかなか自分のお椅子に座ってくれない「腕白っ子」なのです。
でも、お椅子に座っています。
結局、9月のわらべ唄を3曲お椅子の座り、嬉しそうに歌ってくれました。
その時思いました。
この「腕白っ子」は、実力があるんだな!
自分の判断で、行動をしたいのだな!
わらべ唄が好きなんだな!
「自分のお椅子に座ってください」と叱らないで良かった・・・。
40年の保育士生活の「育ててよかった・私の嬉しかったファイル」に今日のことは、そっとしまっておきましょう。