渡部園長の日記

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新聞紙

 今朝の朝日新聞にこんな記事がトップに出ていました。

かなりのスペースを取って報道しています。

*待機児童減少で、保育園は定員割れの園がでてきている

*隠れ待機児童(希望園に入れない・就労以外の理由はなかなか入れない等)は、依然として多い

  

世間並みに、やはりうさぎ野原・うさぎ第2保育園は、去年のコロナ禍の影響で、定員割れが続き、定員いっぱいになったのは、年が明けた1月でした。

         

新聞は、いろいろな情報を私たちに提供してくれます。

家に居ながらにして、世界情勢や、経済問題、埼玉県や川口市のことを知ることができます。

今では、手元にあるスマートフォンでも、もっと身近にネットニュースが見れます。

 

けれど、

今日は新聞紙ということで、保育園でいかにお役に立っているかをお話しします。

0歳児や1歳児の園児さんは、お食事中食べこぼしがあります。そんな時に活躍するのが、新聞紙です。園児さんの座っているお椅子の下に敷いておいて、思いっきり食事を楽しんでもらいます。

 

トイレトレーニングまでの園児さんは、紙オムツを使用しています。排泄物の処理をする時、分解できないプラスチック素材を使わずに、この新聞紙を床に敷いたり、汚物をくるんだりします。   

         

プラスチック製品は、私たちが便利な生活を送るうえでなくてはならないものとなっていますが、大量生産・大量消費される中で一部が適切に処分されず海に流れ出てしまう場合があり、海洋プラスチックごみ問題が引き起こされ世界中で大変深刻な問題となっています。

           

保育園の年中行事はたくさんあります。季節の行事を終えたグッツは、次の出番が来るまで大切にしまっておきます。そんな時に役立つのが新聞紙。ほこりや型崩れを防いでくれます。

 

雨天の時の保育活動に新聞紙は大活躍。ちぎって新聞紙の雨を降らせたり、小さく丸めてボール投げをしたり、するする伸びる!新聞紙ツリーと作ったり。子どもたちを雨の日でも飽きさせません。

https://hoiku-is.jp/movie/detail/964/

するする伸びる!新聞紙ツリー【製作】【手作りおもちゃ】|保育士・幼稚園教諭のための情報メディア【ほいくis/ほいくいず】

 

保育園は、災害時に、園児さんの安全や生命を守るための備えをしています。

食料・水の備蓄、電気や通信の確保その他安全マニュアル等々。そこで忘れてならないのは新聞紙。保温や包装やいろいろなお役に立つことは間違いありません。

         

                  

使用せずに余った古紙は、再生紙になります。

明日を担ってくれる子どもたちの将来が、地球が安全であることを願いながら、新聞紙に思いを寄せています。