皆さんは近頃「ほたる」を見ましたか?
毎年、川口市グリーンセンターではホタル観賞会が行われています。
コロナ禍の影響が薄らいだ今年はどうでしょうか?
埼玉県では他にも、何か所か観賞できる場所があるそうです。
今年は秩父に行ってホタルを見てきました。
ゲンジボタルとヘイケボタルの2種類は、ホタルの中でも特によく光るそうです。
蛍は、カブトムシやクワガタムシと同じ甲虫に分類されます。 日本には約50種の蛍が生息していますが、多くは陸生で、水生ボタルはゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタルの3種のみ。
幻想的に光る蛍は、50年くらい前までは里山あたりにはたくさんいたそうです。
最近ホタルが少なくなった理由としては、河川のよごれ、特に中性洗剤の普及による汚物の沈殿と農薬や化学肥料の使用等により、蛍のエサになる貝類が減少した事が主な原因です。 また、街灯などにより暗闇がなくなり、明るくなったことも要因です。 人間の便利さと自然を守ることの両立を考えていかなければなりません。
絶滅の危機を憂う多くの地域のボランティアさんたちが、「ホタルは餌となるカワニナやタニシなどが育つ環境を整える」努力をしてくれています。
小さなことですが、合成洗剤使用を控えるとか、なるべく無農薬野菜をいただくとか、私たちの暮らしの中でもできることをそろそろ見直した方がいいかもしれません。
蛍の魅力的な光を、いつまでも私たちに見せてもらいたいものです。