渡部園長の日記

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薄紅色の芍薬

  いつものお花屋さん(汽車ぽっぽ卒園生の店)から毎週届く生花に、芍薬がありました。

花瓶に生けると、お部屋がにぎやかに明るくなります。

優しく微笑んでいるような、薄紅色の立派な芍薬です。

紅色(べにいろ、くれないいろ)とは、鮮やかな赤色。名は、キク科の紅花の汁で染めた濃い赤による。JIS慣用色名では「あざやかな赤」(略号 vv-R)と定義している。 赤は古来より、日本人にとって特別な色でした。魔を祓う神聖な色として神事や化粧として用いられ、なかでも、紅花の花弁からとれる貴重な赤色色素である 「紅」は、女性の通過儀礼や年中行事に多く使われてきました。

 

私は20代の頃から、特にこの色が好きで、生け花の師範の免許状をいただいたときにには、先生の一字をもらって「水紅」としました。

          

万葉集」の 時代 の 色 は何 か ?と 問 わ れ た ら、多 くの 人は た め らい な く紅 色 と応 える だ ろ う。日本 人 の 美 意識 を 考え る と きに 、 ど う して も欠か せ ない  紅 の 色 で あ る 。 もちろ ん「万 葉集」の こ の 紅色 は 、 紅花 か ら と っ た もの であ る 。 そ して 紅 色 は 、 万 葉 以 前か ら の 、日本 古代 を象徴 す る色 とい っ て よ い だ ろ う。ー山野愛子氏ー 

            

ちなみに、日本の国旗日の丸の中の赤だと思われている円は、本当は紅色なのだそうです。

        

 


そういえば、この頃の漫画に、紅子さんが出てきますね。

銭天堂の女主人で年齢不詳の紅子

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(ふしぎだがしや ぜにてんどう)は、廣嶋玲子による日本の児童小説。偕成社より2013年5月から刊行されている。挿絵はjyajya。全国学図書館協議会・選定図書。2022年、第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」で第1位[1]

魅力的な色なのですね。

紅色は・・・・。