渡部園長の日記

ようこそ!つれづれ日記へ

非認知能力

 今、世界中の教育界で「非認知能力」が注目されていいます。

その前に、非認知能力と関係の深い「生きる力とは何か?」をお話しましょう

保育園の紹介|門前にこにこ保育園

「生きる力」とは,自分で課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する能力のことであり,自らを律しつつ,他人と協調し,他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性とたくましく生きるための健康や体力のこと  ・・中央教育審議会(1996)より・・

保育園は日本全国に38,666ヶ所あります。

そのどこの保育園でも、2008年に改訂された新保育所保育指針にある「生きる力」や、IQでは表すことができない「非認知能力」などの、心の豊かさに関係する力を乳幼児期に育むようにとうたっています。

保育園(園舎)のイラスト - イラストストック

 

「ベビールーム汽車ぽっぽ」は、そんな心を大切にお育てしたいと思い、38年前に創設しました。

OECD経済協力開発機構

近年、OECDをはじめ世界的に幼児期に育むべき力として「社会情動的スキル」への認識が高まっており、日本でも「非認知能力(非認知スキル,非認知的能力)」として注目されている。非認知能力とは、IQなどの数値で示される認知能力とは異なり、「学びに向かう力や姿勢」のような「目標や意欲、興味・関心をもち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力や姿勢」を中心としたスキルである(無藤,2016a)。

 

保育士さんの無料イラスト | おしゃれでかわいいフリーイラスト素材 イラストナビ

日本の保育では、「心情・意欲・態度」を大切にすることで、非認知能力を育成してきたため、これまで幼稚園教育要領や保育所保育指針の考え方に則った保育を行ってきた園は、既に非認知能力を育てる基盤が整っている場合が多いと言われている。

 

            

「ベビールーム汽車ぽっぽ」や、汽車ぽっぽ保育園、うさぎ野原の保育園、うさぎ第2保育園等を卒園し、その後の人生を生きる子どもたちが、「生まれてきて良かったと思える人生を生きることができたか」、「乳幼児期に子どもたちが経験した保育が生きる力の基盤となったのか」を保育者として、今なお、問い返すことを心にかけています。