渡部園長の日記

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ピアジェの発達心理学

お天気のいい日の、園外保育中のうさぎ第2保育園の子どもたちです。

近くの公園の「榎戸公園」で、遊んでいます。

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何か発見したのでしょうか?
6人ものお友だちが、嬉しそうに何かを見ていますね。

アリさんかな、それとも、ミミズでもいるのでしょうか。

何にでも興味が湧いてくるお年頃なのですよね。

保育園に帰って来て、園庭で遊んでいる時にも、また、フェンスの下にある何かに、興味を示しています。

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この、「興味が湧いてきて、じーっと観察する」という行為が、子どもたちの発達に、深く関わっているようです。

私たち、保育園に携わる職員は、心理学者ジャン・ピアジェの「子どもが心身をどのように成長させていくか」という発達心理学を学びます。

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ピアジェ発達心理学の理論とは

子どもは、成人としての最終的な段階に達する前に、

感覚運動期    (0~2歳)

前操作期      (2~7歳)

具体的操作期(7~11歳)

形式的操作期(11歳〜)

を経て、どのような環境であるかにかかわらず(達の速さや達成度合の個人差はあっても)子どもは、これら4つの段階を、普遍的な順序で経験していく。

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というもので、要は、子どもは「遊びを通して」好奇心や探求心を養い、集中力、工夫する力、創造する力、想像力、最後までやりとげる力、コミュニケーション能力などを身に付け、人間として生きていくために必要なさまざまな力を、獲得していくということのようです。
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ちょっと難しかったでしょうか・・・。

もっと深くピアジェ発達心理学を知りたい方は、ネットでどうぞ。

 

うさぎ野原・うさぎ第2保育園では、0~2歳のこの時期に、できうる限りの園外保育をとおして、自然観察力を身に付けてほしいと願っています。