うさぎ野原保育園の玄関わきに、毎週月曜日に届けてくれているお花屋さんから届いた花です。
今日は、黄色いバラと、紫色のストックと桃色の菊を活けました。
花々を見ていると、星野富弘さんを想います。
星野富弘さんは
・・・1946年、群馬県勢多郡東村(現みどり市東町)に生まれ、群馬大学教育学部卒業後、中学校教諭になるが、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷、手足の自由を失います。
入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始めます。
1979年、前橋で最初の作品展を開催し、以後、国内外で「花の詩画展」を開いています。
著書に『鈴の鳴る道』など多数。
お体が不自由でおいでなのに、美しく繊細な花の絵に詩を描く方で、全国の人々に感動を与えています。
私たちは、大きくなろう、賢くなろうとする時に、外界からの知識や力を得ようとしたり、他の人を批判しがちです。
けれど、星野さんはそんな動きとは反対に、ご自分の内部を掘り下げて見つめ、謙虚に自身の欲と向き合う姿勢を詩に込めます。
星野富弘さんの詩や絵に触れるとき、私自身の心の小ささを思い知ります。