渡部園長の日記

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綾瀬川の土手

昨日、家の近くの綾瀬川の土手を散歩しました。

この川は、うさぎ野原の保育園と、うさぎ第2保育園の近くを流れていて、700メートルほど離れている2つの園を繋げています。

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冬になり、枯れ草が川を寂しくみせていますが、太陽の光を受けて、雑草の緑は残っています。

綾瀬川の川口側の土手は、昨年改装され「お散歩ロード」として生まれ変わりました。

対岸は越谷市です。

うさぎ野原・うさぎ第2保育園の園児たちのお散歩コースにもなっていて、たくさんの人々の行きかう土手になりました。

「たのしい川べ」という本がありましたね。

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主なストーリーは・・・川辺に住む動物仲間の楽しい日常生活を描いた小説で、おもな登場キャラクターはモグラと川ネズミとヒキガエルアナグマモグラと川ネズミの友情とヒキガエルの冒険が書かれています・・・

私も川辺が大好きです。

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いるのですね。他にも川辺の好きな人が・・・。

以下川辺の魅力について書かれています。

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  • 開けた空間にいるだけで開放的な気分になれる
  • 水が流れるのを見ていると嫌なことを忘れられる
  • 夏の夕暮れに河原で風が吹くと最高に気持ちいい
  • 一人で黄昏れることが出来る
  • 河原のコースは信号が無いのでランニングやサイクリング、ウォーキングに最適
  • ワンコの散歩コースにも最適
  • 水鳥の観察ができる

青空の下、綾瀬川の土手を歩きながら 「本当にそう!」と心から思える一日でした。

たくさん遊んでいます

寒い北風にもめげずに、お外遊びをしています。

今日は、ちょっと遠い平沼公園まで行きました。

2歳児さんの園外保育の写真です。

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・・・僕たち、私たちは、順番をきちんと守って、並んでお滑り台の階段を登るよ。

だって先生が「並びましょうね。順番ですよ。押さないでね。」ってやさしく言うから、先生の言うこと守っているんだよ!・・・

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ことらは、「おままごと遊び」をしている写真です。

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お母さん役の子や、お父さん役の子や、お店屋さんごっこをしている子など、それぞれですね。

みんな夢中で遊んでいます。

「遊び」が子どもの心と身体を成長させ、大人の動きを模倣することによって、家族を学び、社会を学んでいきます。

うさぎ野原・うさぎ第2保育園は、子どもの遊びをとことん見守っています。

 

煮干しで出汁を

寒い日が続きますね。

今日は味噌汁のお話をします。

私は40年近く、昆布と煮干しと椎茸で味噌汁の出汁をとっています。

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面倒くさいと思われる方もおいでかとは思いますが・・・。

実は、どこかのテレビ番組で見たのをきっかけに、小瓶に入れて作っています。

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これを一度に3~4個作って冷蔵庫に入れておきます。

煮干し2匹、椎茸小さいのを1つ、昆布は小さく切ったものを2枚くらい。

一週間は持ちます。だから、いちいち味噌汁を作る度に出汁はとりません。

だって、長い時間浸すと、少ない材料で出汁はしっかり取れますから。

毎晩、冷蔵庫からビンを出して味噌汁を作ります。

味噌は2年物の手作り味噌を使います。

お野菜を2~3種類入れると、一日に摂取するお野菜の1/4くらいは簡単にとれます。

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スローフードという言葉を気にするようになってからでしょうか・・・

義理の母を見習ってからだったでしょうか・・・。

このような出汁で味噌汁を作るよになったのは。

以下、日本スローフード協会のおはなしです。

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スローフードは、おいしく健康的で(GOOD)、環境に負荷を与えず(CLEAN)、生産者が正当に評価される(FAIR)食文化を目指す社会運動です。

“食べる”ことは私たちの生命に直接関わり、人間の歴史を築いてきました。

そこには、あらゆる地域の伝統・叡智・喜びなどが込められています。

料理を味わって楽しみつつ、料理の皿の外にあるその見えない味付けを考えるのが、私たちスローフードの運動です。

地球や社会の環境が大きく変わろうとしている今、様々な分野や世代を越えて多様性に満ちた持続可能な暮らしを考えていかなければなりません。

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この考えは、私たちの愛する子どもや孫世代にとっても、安全に、豊かに暮らす方向性を示唆していると思っています。

  

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ーおまけのお知らせー

時々このようなものも使っています。

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井形ブロック

今日は井形ブロックを見てみましょう。

うさぎ野原・うさぎ第2保育園にはなくてはならない知育玩具です。

こんなブロックをお父さん・お母さんはご存じでしょうか?

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まずは、今日の子どもたちの遊びの様子を紹介します。

0歳児さんが夢中で組み立てていますね。

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これはまた、ずい分高く繋げていますよ。

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たくさんの形や、色の違いを手に取って、それぞれではありますが、同じ遊びを共有しています。

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出来上がった作品を嬉しそうに見せに来てくれた、2歳児さんです。

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ある保育園の園長先生のコメントです。全く同感なのでご案内します。

・・・井形ロックは、月齢によって遊び方が変わり、幅広い年齢で遊べるため、園でもとても人気があります。1.5歳頃になると、ブロックを触ったり、投げたり、好奇心のおもむくまま遊びます。

指先に力を入れられるようになってくると、ブロックをつなぎ始めます。

ブロックが気持よい感触でつながるのが楽しく、達成感にもなって、この単純な遊びに夢中になり、『集中現象』が現れます。

この頃の子どもたちは、何かを作るより、指先を動かすことに興味を持ち、2歳頃になると自由に作り始め、作ったり壊したり、創造力・想像力が活発に働き始めます。

井形ブロックは、それぞれの子どもにあった自由な遊び方を生み出し、また遊びたいという欲求が生まれるのです。夢中になって遊び、集中しているときに好奇心や探究心が生まれ、たくさんのことを学びます。物事に集中できることは、幼児教育の中でも大切なことのひとつです。・・・

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うさぎ野原・うさぎ第2保育園のデイリープログラには、わらべ唄・絵本の読み聞かせ・園外お散歩・遊びを中心として保育を組んでいますが、この井形ブロックは無くてはならない私たちの大事な知育玩具です。

 

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専用の入れ物にお片づけして、お遊びが終了します。

雪と遊ぶ!

うさぎ第2保育園の雪遊びに夢中のうさぎさん達です。

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降りましたね~。埼玉の川口市でもたくさん積もりました・・・。

遊んでいるこの中には、初めて雪を見たり、遊んだりした子もいたはずです。

幼い子は、この日本に生まれ、このようにしてこの冬に雪遊びの寒さを知り、日本語の言葉でいろいろな経験を重ねて記憶し、順々に日本人になっていくのでしょうね。きっと・・・。

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雪だるまの5体が並びました。見事です。

手あそびしましょ!

保育士と一緒に楽しそうに向かい合っていますね。

11月のわらべ唄で紹介した「ひとやまこえて」でしょうか?

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それとも「じゃんけんぽん」で遊んでいるかな?

2歳前後の子どもは、幼いころから手指にとても関心があります。目で確かめて遊んでいます。

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また、グー・チョキ・パーの形ができること自体をとてもおもしろがります。子どもは、次に何ができるかを一生懸命考えます。そこに想像する力が育ちます。形をつくり、じゃんけんにつながっていく遊びです。

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発達段階として、子どもがジャンケンを獲得するためには、まずグー、チョキ、パーの 3種類の基本となる拳 を自由に形づくることができなければなりません。 なかでもチョは難しく、 90%の者が手指 でこの形を作ることができるようになる年齢は3歳 0カ月といわれています。

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じゃんけんを難しく考える意見はこんな風に書いています・・・

「世界のあちこちで人間はじゃんけんをする。じゃんけんというのは循環する関係だ。「紙」は「石」に勝ち,「石」は「はさみ」に勝ち,「はさみ」は「紙」に勝つ。これは、非直線的な関係と言い,複雑な状況判断や意思決定など,生きていくうえでのさまざまな局面でもちいる。こういった非直線的な関係の理解にもとづく推論は,高度な問題解決に重要だ。」と・・・

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お家の方もお子さんと一緒にやってみてください!

パーの上に、グーをのせて・・♪めだまやき
パーの上に、グーをのせて・・♪おだんご
グーの上に、パーをのせて・・♪ヘリコプター
チョキとチョキで・・・・・・♪ひしもち
パーとパーで・・・・・・・・♪サンドイッチ

お子さんが喜びますよ。

 

 

もちっこやいて

今日はお正月に歌われるわらべ唄の「もちっこやいて」を紹介します。

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お餅は、日本人ならみんなが好きなソールフードですね。

唄は

もちっこやいて とっくらぁきゃしてやいて

しょうゆをつけて たべたらうまかろう 

です。

      

とりあえずどんな歌か、まずはYouTubeで。

https://www.youtube.com/watch?v=b5YRPLwPrV4

胸に両手をかざすと、小さい子供の手は、たちまちお餅になります。

お手々のお餅は、また「とっくらぁきゃして」 また焼き直します。

何度も焼き直し、醤油をつけたり、黄な粉を付けたり、あんこを付けたりと食べたいものは続きます。

この「とっくらぁきゃして」という動作は、手の平を上に向けたり下に向けたり。

実はこの時、発達途上の子どもの「鎖骨」の動きを促します。

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・・・鎖骨は、腕、肩、胸、背骨をつなぎ合わせ、その動きを連結し、助けているという重要な役割があります。私たちが腕を自由に動かすことができるのは鎖骨のおかげです。さらに首付近にある神経や血管などの循環器系も守る役割もあるそうです・・・。

ちなみに、ちいさな鎖骨がある猫は、手で顔を撫でられるけれど、犬にはないそうです。